近年「終活」という考えが一般的になったことで、自分が亡くなった後、財産や持ち物はどうなってしまうのだろうと不安になったり、たくさんの荷物や思い出の品の処分を親族に迷惑をかけたくないと「生前整理」を行う方が増えています。
*「生前整理」とは、時間的にも体力的にも余裕のあるときに、人生の終わりに向けて、また老後に身軽ですっきりとした快適な生活をおくるために、ご自身の身の回りの持ち物や財産、情報を整理することを言います。
自分が亡くなった後、財産や持ち物はどうなるのだろと心配や不安はありませんか?
老後は施設に入居する方も増える中、元気なうちに身の回りを整理しすっきりとした生活を送りたいなぁと漠然とでも考えてはいませんか?
いざ生前整理に取り掛かると、その整理品の多さからどこから手をつけたら良いのかわからなかったり、急ぐ必要がなかったりで必要性はわかっていても作業をためらい、先延ばしにしされる方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、「生前整理の進め方」を中心に「生前整理のメリット」や「生前整理を行うタイミング」など、生前整理の基礎知識を解説します。
「生前整理のメリットとタイミング」
生前に自分自身の持ち物を整理しておけば、亡くなったときの遺族の負担が軽くなり、大切な財産や思い出の品を確実に引き継いでもらえるでしょう。
生前整理をするには、手始めにご自分が集めた物の整理から行われてはいかがでしょうか。
思い出の物やアルバムの整理をしながら、今まで歩んできた人生をじっくりと振り返っていきましょう。そして、エンディングノート(終活ノート)を作成して、生きた証しを書き出していきます。その上で、残された人生をよりよく生きるために、命の最期である自分自身の葬儀を企画制作し終の棲家であるやすらかに眠れる場所(お墓)を決めていきます。
限られている命の時間を意識することで、本当はやりたいのに出来ていないことが明確になります。
いつやったらいいですか?
今です。
生前整理を考えた時が一番のタイミングです。
やりたいことを思い浮かべたら、一つでも出来ることがあるのではないでしょうか?
たった一度の人生ですから、この先、笑顔にしたい人の顔を思い浮かべてみませんか?
今まで頑張って生きてきたのですから、残りの人生は自分のためにラクな生き方をしてみませんか?
どんな生活や生き方を送っていますか?
生前整理という「究極のかたずけ」をしていきましょう(*^-^*)