🌸エンディングノートとは
終末を迎えるにあたり残された家族に対しご自分の考えを伝えることや、残りの人生をよりよいものにするために使われます。
例えば、ご自分の終末医療に対する考え方や財産処理に対する思い、残りの人生で達成したいことなどを記録することが多いようです。
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「終活」の一環で、“エンディングノート”を作りたいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
遺言書とは違ってエンディングノートの書き方に決まりはありませんので、自由に書くことができます。
エンディングノートを書こうと思っても、
「何を書いたらいいんだろう?」
「どのノートを選べばいいの?」
と、書いていく上で気になることが色々あるでしょう。
エンディングノートにはたくさんの項目があり、すべてをまとめて書こうとすると大変だと思います。
そのため、まずは取りかかりやすい項目から書いてみたらいかがでしょうか。
エンディングノートの作成はもちろん義務ではありません。
しかし、誰にでも日頃言えない大切な方への感謝の気持ちがあるはずだと思います。
ご自身が亡くなってしまってはその思いは届けたくても届きません。
伝えておきたいことを死後に残す意味があるのだと思います。
今までの人生や家族との大切な思い出を振り返りながら書いてみてはいかがでしょうか。
そこでエンディングノートに書いておきたい内容と書き方例をご紹介します。
エンディングノートは遺言書ではなく、単に亡くなられる方の考えや内心を記録しておくものに過ぎませんので、法的な力はありませんし、作成に当たっての法的なルールもありません。そのため、以下のようにご自分の好きな方法で作成しましょう。
- 「日記のように書く」
- 「PCやスマホを使って書く」
- 「写真を添付して書く」
エンディングノートの主な役割は、「自分が死んだ後または死の間際に当たって家族に自分の思いを伝える」ことです。
下記に挙げた内容はあくまで一例です。
使用するエンディングノートによっては項目が用意されていることもありますので、何を書けば良いかわからない場合には項目が用意されているノートを使用するのも一つの方法です。
*自分自身のこと
*個人情報のこと
*医療介護の希望すること
*葬儀納骨のこと
*財産のこと
*ペットのこと
*親戚・友人の連絡先のこと
*遺言のこと
*メッセージ
🌸エンディングノートを書き終えたら
あまり人には見られたくない内容や、重要な暗証番号やパスワードなどを記載している場合には、簡単に見つかるような場所に保管すると危険です。
しかし一方で、エンディングノートが必要となった場合にすぐに見つけられないようでも困ります。
そのため、エンディングノートを書き終えたら、信頼できる親族にエンディングノートの存在を伝えておきましょう。
相続財産についての細かい内容は、エンディングノートとは別に遺言書を作成し保管しておくとよいでしょう。
🌸フォレストパークあさくらでは、生前契約でご希望された方には
オリジナルの「エンディングノート」を無料で差し上げています。